2018年7月アーカイブ

■人前結婚式の順序
宗教的な形態にこだわらず、自由なスタイルで式を挙げたいという場合に行われる。

多くは、特に媒酌人を立てないが、証人として招かれることもある。

特に定まった式次第はないが、次のような順序で行われることが多い。

(1)参列者の入場ののち、起立した参列者に迎えられながら、新郎新婦、媒酌人夫妻が入場、着席する。

(2)婚姻届に署名捺印する。

婚姻届受理証明書を披露することもある。

(3)三三九度の要領で行ったり、2人が乾杯したりする。

(4)誓いの言葉を読み上げる。

2人で交互に読み上げることもある。

(5)司式者、媒酌人が励ましの言葉を贈る。

(6)一同乾杯。

■式後、婚姻届け出ているか確認を
婚姻届は、新婚旅行にたつ前に届け出るようアドバイスしたい。

どんなに立派な結婚式を挙げ、披露宴を行っても、婚姻届が出ていなければ、法律的に夫婦とは認められないからだ。

忙しさにまぎれて届け出を忘れることのないよう、媒酌人としては、挙式のあとでもう一度確認をしておきたい。

なお、婚姻届には証人二名の署名捺印が必要。

友人や親族がなることが多いが、媒酌人が依頼されることもある。

印鑑を用意しておくようにしたい。


本来、媒酌人という存在はなく、介添人が新郎新婦につく。

しかし日本では、媒酌人を介添人に見立てての挙式も多い。

以下の式次第は日本式の一例。

《列席者入場》
祭壇に向かって右が新郎側。左が新婦側の列席者の席に着席。そして、前から父母、兄弟、親族、友人の順に座る。

《開式の辞》
列席者一同は起立。挙式の司式者である牧師(または神父)が入場。
司式者である牧師が開式を宣言します。

《新婦の入場》
新婦は父親と腕を組んで入場、媒酌人夫人は後ろに続く(媒酌人夫人の介添えで入場する場合もある)。

新郎がバージンロードの手前で待ち、新婦と腕を組んで祭壇に進むこともある。

祭壇前に新郎新婦がそろったら、媒酌人夫妻は二人の斜め後ろに立つ。

《讃美歌斉唱》
讃美歌は一同起立して歌う。

《聖書朗読・祈祷(きとう)》
司式者が聖書を読み、祈祷し、説教をする間は一同、着席のままでよい。

《誓約・指輪交換・ベールアップ・結婚宣言》
一同、司式者の指示で起立する。

司式者が新郎、新婦の順に誓約を求め、それぞれ「はい誓います」とはっきり答える。

続いて、指輪の交換となる。

媒酌人夫人は新婦の手袋とブーケを預かる。

司式者により、二人が夫婦である旨の宣言、祝福があり、儀式は終わるが、ここで婚姻届に署名することもある。

《退場》
まず、新郎新婦が腕を組んでバージンロードを退場。

媒酌人夫妻はその後ろに続く。

参列者は拍手で見送ってから退場する。

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