2017年11月アーカイブ

■予定時間より遅れがちのとき
あらかじめ予定時間をきめておいても、なかなかそのとおりにはいかないものです。

特にスピーチは、前もって持ち時間を断わっておいても、どうしてもオーバーしがちです。

ひとりひとりの時間超過を全体的にならすと、大幅な狂いが生じてきます。

時間の調整は早めに始めるのが賢明です。

持ち時間をオーバーするようなスピーチに対しては、

「・・・・お祝辞をたくさんいただくことになっておりますが、時間もだいぶ迫っており、たいへん恐縮ですが、三分でお願いいたしたいと思います。

勝手ながら、ぜひご協力ください・・・・」といった調子で、やんわりと釘をさしておきます。

その直後のスピーチが二、三分で終わったら、率直に礼を述べることもたいせつです。

「ありがとうございました。さっそくご協力いただきまして、心から感謝いたします・・・・」

こうなると、あとからスピーチや余興をする人も、意識的に短くきりあげるように協力せざるを得ません。

披露宴を予定時間内に終わらせるのは司会者の務めです。

けじめをつける必要があるときは、妙に遠慮せず、率直にその意図を伝えることもまたたいせつなことなのです。

■結婚式のスピーチで嫌われる言葉
結婚の破綻を意味するので嫌われている言葉
切る、去る、返す、帰る、割れる、破る、終わる、出る、失う、病む、枯れる、冷える、重ねる、閉じる、離れる、別れる、なくなる、もどる、退く、

同じことを二度くり返すという意味で嫌われている言葉
くれぐれも、かえすがえすも、たびたび、かさねがさね、いろいろと、またまた

雰囲気がざわついておちつかないとき
披露宴の儀式的な部分がすんで、食事が始まると、参列者もほっとして自由に歓談するようになります。

■スピーチが始まっても、聞きとれないほどざわつくことはまずありませんが、万が一そうなったら、スピーチをする人にも気の毒です。

司会者として、身ぶり手ぶりなどで静かにするように注意したり、

あるいは、「○○さんにスピーチをお願いいたしますので、お食事の手は休めず、耳だけ拝借させていただきます」

などといって、参列者にやんわりと注意を促すようにしむけます。

あるいは、早めに余興など次のプログラムに進んで参列者の注意を引くようにするのも、ひとつの方法です。

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