2015年11月アーカイブ

ご新郎の北条君、ご新婦の礼子さん、並びにご両家の皆様、本日はまことにおめでとうございます。

ご披露宴のお招きにあずかり、お喜びのご挨拶をひと言申し上げたく、参上いたしました。

今日は、晴れやかなお二人の笑顔を拝見いたしまして、私もこれほど嬉しいことはございません。

私は北条君と同じ職場で働いている者ですが、北条君は大変真面目で仕事熱心な社員であります。

彼は輸出管理部の北米部門を一人で担当しておりまして、決算期には目が回るような忙しさになります。

そういう時でも、山のような書類を前に楽しそうに仕事をしております。

根っからの仕事好きというのでしょうか、忙しさが苦にならないタイプのようです。

その北条君が、このところ残業を早めに切り上げたり、きちんと休みを取っているので、どうしたことかと思っておりましたら、どうやら礼子さんという素晴らしい方と巡り合われて、デートで忙しかったと、あとで知りました。

彼のような会社一筋だった男が、とにかく仕事よりも夢中になれる女性をようやく見い出し、そしてその方と晴れてご夫婦として結ばれるのですから、これほど喜ばしいことは他にないでしよう。

北条君は、「もう結婚なんて」と諦めておられた時期もあったのですが、どうやらそんな控えめなところが、かえって礼子さんのお人柄としっくりとなじんで、お互いを理解し合うよい助けとなったと聞いております。

お二人とも、結婚についても、人生についてもよくわかっておられて、その上でご結婚を決意なさったのですから、これほど確かな結びつきはないでしょう。

今後は息の合った、理想的なご夫婦となられることをお祈りいたします。

北条君、これからは、礼子さんとお二人で新しく作るご家庭を大切に、どうかあまり働き過ぎにならないように頑張ってください。

私も精一杯の協力を惜しまないつもりでおります。

最後になりましたが、お二人の新生活が幸多からんことを、そしてご両家のますますのご繁栄をお祈り申し上げまして、私の祝辞に代えさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。

再婚

西村さん、佳代子さん、本日はおめでとうございます。

私はお二人の長年の友人としまして、ひと言お祝いのご挨拶をさせていただきます。

ご新郎の西村さんは私の学生時代からの友人で、また仕事も同業であり、もう二十年近いお付き合いをさせていただいております。

また、ご新婦の佳代子さんとは仕事を通じて知り合いまして、今では私の事務所が手一杯の時にお手伝いをお願いするなど、いろいろ助けていただいております。

西村さんも私の仕事場にはよく来られ、お二人は、もう二年も前に巡り合われたのですが、その時には私もまさかお二人がご結婚なさることになろうとは、想像もいたしませんでした。

しかし、お二人はしばしば仕事で顔を合わせるうちに、お互いに好感を抱くようになられたようです。

私はうかつなことに、この間のお二人のお気持ちに全く気づきませんでした。

今思えば、もっと早くに後押しいたしましたのに、と思わないわけではありません。


西村さんは、男手一つでがんばって美紀ちゃんを育てておられましたが、「いい女性がいたら考えたい」と常々おっしゃっていました。

一方の佳代子さんは、「もうずっと独身でいるつもりです」と宣言しておられまして、まさか彼女が心変わりされるとは全く考えもしませんでした。

その彼女が、いったいいつ、どこで考えを変えられたのか、あとでご本人にお伺いしたいところです。

ともあれ、佳代子さんの心変わりは、美紀ちゃんと和宏君にとっては大変喜ばしいことだったと思います。

美紀ちゃんには念願のお母さんが、そして和宏君にはお父さんができたのですから。

もともとよき父親であり、母親であったお二人ですから、これからは二人のお子さんを中心に、素晴らしいご家庭を作ってくださることでしょう。

そして、お子さんたちが成長されたあとも、助け合って仲よくご円満にお過ごしください。

誠実な西村さんと、明るく朗らかな佳代子さんなら、きっと素敵なご夫婦になられると思います。

ご家族そろって、どうぞいつまでもお幸せに。

本日は、本当におめでとうございました。