2016年3月アーカイブ

昔の披露宴と今の披露宴

昔は、結婚披露というと、新夫婦を親類縁者や、両家と結びつきの深い人々に紹介し、二人の行く末の指導と交誼を仰ぐのが大きな目的でした。

そのため、形式ばったかた苦しいものになりやすく、お金もだいぶかかったものでした。

しかし、披露宴は、本来、生まれたての夫婦を、心から祝福するための場です。

ですから、お金をかけなくても、楽しく、ほほえましい雰囲気のものであれば充分なのです。

現代では.新郎・新婦の親類縁者中心の披露宴から、友人中心の披露宴に変わってきています。

司会も演出も、新郎あるいは新婦の友人たちが受け持ち、明るく、若々しい披露宴を行なうように
なっています。

また、規模も、簡素なものが増えています。

たとえば、カクテルパーティ形式とか、ビュッフェ形式、茶会形式などです。

こうなってくると、結婚披露宴と言うより、結婚祝賀パーティと呼ぶほうが適当かもしれません。

このように、形式ばらない新郎・新婦中心の披露宴が広く行なわれるようになったのは、意義のあることです。


熟年結婚

二人だけの結婚式

こうした例は数少ないのですが、たがいに愛を誓い合った二人だけで、だれにも参列されることなく結婚式を挙げるといった例です。

二人の出会ったゆかりの地「上高地」で、二人だけの結婚式、それは結婚指輪の交換が証明するのです。

そうして、二人ともそろって、新婚旅行は思い出のアルプス登山へといった趣向です。

また、新婚旅行の行き先の神社寺院や教会で結婚式を二人だけであげるという例も最近では多くなりました。

新婚旅行のメッカといわれる九州、宮崎の宮崎神宮では、新郎・新婦だけの挙式の申し込みにも快よく応じてくれます。

ハワイやグアム島、はてはアルプスのチロルなどの教会で、二人きりの結婚式を行ない、そのままハネムーンを楽しむという実質型も少なくありません。シニア 結婚