2013年9月アーカイブ

男性に頼らず自分の人生は自分の人生でしっかり生きながら、子供を生み育てるという生き方がクローズアップされてきます。

これからの女性の理想は、「亭主元気で留守がいい」から、「亭主いなくて子持ちがいい」になってくるかもしれません。

こうした女性たちの現状は、女性たち自身の意識変化、社会の意識変化によるわけですが、もうひとつ男性の意識も見逃してはいけません。

女性たちが前向きに人生を歩いていくようになってきているにもかかわらず、男性たちはそのことに気づいていないのです。

ようするに、問題なのは男性の自惚れです。

男性というものはどこかで、自分がOKすれば女性は結婚するものだと考えています。

自分が「ウン」と言いさえすれば、いつでも結婚はできるのだから、それまでは好き勝手にしていたいと。

男性は自分から結婚したいと思うようになるまでは、セックスは付き合っている女の子がいれば間に合うし、食事は外食すればいい、洗濯はコインランドリーがある、というように考えているわけです。

それが、カミさんをもらうと、家にお金をいくら入れなきゃいけない、浮気はしちゃいけない、カミさんの実家に顔を出さなきゃ......といったいろいろな面倒なことが出てくる。

だから、まだ結婚はいやなんだーと男性が言っているうちに、女性は自分の生き方をはじめたのではないでしょうか。

最近では、男性が主夫をやって、女性が稼ぐカップルだってめずらしくはない。

家事にしても、仕事にしても、男性か女性かは関係なく向いているほうが担当すればそれで成立する夫婦も多いです。

そんな社会背景を考えると、現代は男性が外で仕事をして、女性は家で待つという関係は案外むずかしくなってきています。

結果として、男性も女性もつらくなってくるのではないでしょうか。

今の時代、愛する人にすべてを捧げる人は結婚に向かないかもしれません。

愛はあっても、自分を見失わない、そんな生き方をしたい。

まず、自分の人生があって、そこに伴侶がいるーということが大切なのです。

最近は、結婚しない女性が増えています。

なにがなんでも結婚したいという考え方から、結婚しなくてもいいかもしれないという考え方へと、意識の変化が見られます。

それは、結婚は人生のゴールではなく通過点だということに、女性たちが気がついてきたのではないかと思います。

男性が昔からずっとそうであったように、まず自分のやりたいことがあって、結婚はしてもいいししなくてもいいと考えるようになったのではないでしょうか。

こうした傾向が見られるのは、社会の目が変わってきたこともあります。

女性たち自身の変化だけではなく、世間の女性を見る目が変化してきたことも大きいと思うのです。




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