2012年12月アーカイブ

独身男性が、お見合いや縁談をお願いするのに適当な人は、まず交際範囲の広い人で、社会的にも信頼のある人なら申し分はありません。

その上に、こちらのことをよく知っていて親身になって世話をしてくれる人なら理想的といえましょう。

ただ、お願いする人が理想的なら、あなた自身も理想的であってほしいものです。

多数の方にお願いしたほうがいいのです。

結婚相談所などのように、縁結びを専門に取り扱っているところなら別ですが、個人の方にお願いする場合は、その方が顔が広くて、積極的にやってくださるとしても、それにかかりきりというわけにはいかないし、特に地位のある方だと仕事の面でも多忙でしょう。

なかなか思うようにいかないのがふつうです。

そこで、三人でも四人でも適当な方があったらお願いしておくにこしたことはありません。

ただ注意しなけれぱならないのは、お願いしたのだから後は返事を待つぼかり、というような無責任な依頼の仕方です。

頼まれた人は、多少の犠牲を払っても面倒をみてくれるわけですから、たとえ友人関係であっても、時折は先方に行って、お礼かたがたその後の進展状態などを伺うことにしましょう。

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現代のお見合いは、結婚を願っている男性が、女性との交際をもつための一つのチャンスを作る場です。

積極的な姿勢で対応しましょう。

封建時代の「お見合い」は、親や親戚が勝手に決めた相手と強引に対面させられ、ちょっと顔を見る程度でろくに話もせず、否応なしにさっさと結婚させられたものでした。

したがって、本人は黙っていても、周囲がほうっておかず、あちらこちらから縁談が持ち込まれたものでした。

男性と女性、双方の合意ということが最大の条件となっている現在の結婚観からすれば、昔のお見合いなど理解に苦しむようなものですが、考えてみると
それだけに、現在では黙って待っていてもチャンスは来ないということがいえそうです。

したがって本人自身が結婚というものを本当に考え、自分なりの結婚観や異性観というものをしっかりと身につけ、それに見合う相手を求めるような努力を惜しんではいけません。

たとえお見合いの話があっても、真剣に考えないかぎり話はまとまらないでしょうし、よい縁談を得るためには、それなりの心構えが大切です。

縁談にかぎらず、物事はすべてそうですが、人に何かを依頼するとき、いちばん大切なものは、何よりもまず礼儀です。

どんなに希望の内容がしっかりしていても、本人が礼儀に欠けては頼まれた方も親身に世話をする気にはなれないものです。

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