2017年8月アーカイブ

披露宴の会場は、事前に下見を

■会場を事前に下見しておく
披露宴の会場は、事前に下見しておくことがたいせつです。

交通機関、最寄りの駅、駅から会場までの所要時間、会場の周辺の環境、施設、設備など、実際に出かけてみてメモしておきます。

会場の周辺に、何か変わった興味を引くものがあれば、書きとめて記憶しておくようにすると、案外役に立つことがあるものです。

披露宴の途中で座が白けたり、ムードがだらけたりした場合、または司会者自身がつまづいて、ばつの悪い思いをしたときなど、にわか仕込みの知識を持ち出して話題を変え、その場のピンチを切り抜けることもあるのです。

これも司会者に気持ちの余裕があってできることですから、役に立つか否かは別にしても、さまざまな知識や情報は切り札としてたくさん持っているほうが得だといえます。

会場についてはそのスペース、会場自体の雰囲気と特徴などを下見して、頭の中に入れておきます。

また、マイクロフォン、映写機、楽器、照明器具などを点検し、当日借りることになっているものはよく調べて、不備なところがないかどうか確認しておくことが大事です。



■各世話役とこまかい打ち合わせをしておく
披露宴を裏方の立場で盛り立てていくのは、司会者の他に世話役、受付係、撮影係、録音係、会場側との連絡係、配車係などがいます。

小規模な披露宴の場合は、世話役が全部を兼ねることもありますが、盛大に行なわれる場合は、とてもひとりでは実行できません。

あらかじめ、当事者の依頼で各係がきめられています。

司会者は前もって各世話役と顔合わせをし、綿密な打ち合わせをするように心がけます。

招待客のリスト、席次表、スピーチや余興の予定者のリスト、進行表などのコピーを渡しておくこともたいせつです。

■会場側との打ち合わせは早めに
披露宴の進行プランがかたまったら、披露宴当日の十日前ぐらいには会場に出向いて、プランの打ち合わせをしておく必要があります。

会場側の都合でプランを変更しなければならない場合もありますから、十日から一週間ぐらいの余裕をみておくのがいいでしょう。

プログラムの進行順に区切った細部(各種の挨拶、乾杯、スピーチ、食事の開始、色直しその他)の時間を確認して、予定の時間内に全プログラムを無事に終了できるように、会場側と綿密に打ち合わせておきます。

また、演出効果や演出器具(照明、エレクトーン、ピアノ、マイクロフォン、8ミリ、スライド、テープレコーダーその他)の設備状況をチェックし、楽器や器具の借用、および持ち込みの可能性の有無を確認しておきます。

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