2015年12月アーカイブ

会費制の披露宴

会費制で披露宴を行う場合、新郎・新婦の親しい友人が発起人となって出席者から会費を集め、それを当日の飲食費に当てるのが普通です。

会費はひとり五千?七千円が相場ですが、披露宴の規模や会場費を入れるか入れないかによって大部違ってきます。

原則として会費は出席者全員から集めますが、媒酌人夫妻やとくに世話になった人の分は、双方で負担すべきでしょう。

会費制の披露宴はビュッフ・スタイルをとることが多く、ホテルや専門の結婚式場、公共会館などの宴会場が利用されます。

レストランやスナックを借りきって行われることもあります。

合理的で気軽に参加できるのが特徴の会費制の披露宴は、とくに地方で多いです。

会場がイスとテープルの洋室でも、料理は日本料理というケースが半数以上を占めています。

招待客には若い人もいれば年輩者もいるわけですから、全員に抵抗なく受け入れられる料理というとやはり日本料理になるでしょう。
披露宴などの宴会で出される日本料理は、会席料理が一般的です。

一の膳、二の膳、三の膳というようにいくつか膳が並べられますが、和室で行うときはともかく、洋室ではそうはいきません。

テープルの上にまとめて並べられ、汁、茶わん蒸しなどは食事の進行に合わせて温かいものが各自に運ばれます。

ビュッフ式披露宴

立食の形を取り入れたビュッフ式披露宴は、若い人に人気があります。

大皿に盛った料理がテーブルに並べられ、各自が自由に取って食べるスタイルですから、招待客の人数に多少変動があってもあわてることはありません。

席次に悩まされることもなく、新郎・新婦も招待客に混じって親しく歓談できるというのも大きな利点です。

ビュッフ式の場合、まったくイスを使用しないもの、会場の壁ぎわなどにイスを少し並べておくもの、一応それぞれに席を決めておくものの三通りがあります。

一般に、披露宴では新郎・新婦、媒酌人夫妻の計四個のイスが用意されますが、年輩者のために
そのほかにもいくつか壁ぎわに並べておいたほうがよいでしょう。

できれば出席者数の四分の一ぐらいのイスを用意して、立ち疲れた人が休めるようにします。

開宴からお開きまで招待客をイスに拘束する披露宴と違い、ビュッフ式の場合は自由に会場を動き回ることができます。

のみならず、あまり周りに気をつかわずに途中で抜けることもできます。

したがって、帰る時間がまちまちになるので、引き出物の渡し方については十分検討しておくことが必要です。

ビュッフェ式は食べ物がメーンですが、アルコール類やソフトドリンクを中心とした立食式パーティーがカクテル・パーティーです。