表舞台を成功させる心得

◆司会者はめだちすぎてはいけない
披露宴の主役はいうまでもなく新郎新婦です。

司会者はふたりを引き立てるために活躍するものであって、ふたりをさしおいてめだつようなことがあってはいけません。

司会者の腕次第で披露宴が楽しいものにもなり、また退屈なものにもなるといえるほど、司会は重要な役ですが、脇役であることを忘れると、ついがんばりすぎて思わぬ失敗をします。

司会者がめだちすぎては、肝心の新郎新婦の印象がかすんでしまいます。

つねに主役のふたりにスポット・ライトがあたるように配慮するのが司会者の役どころです。

どんなに立派で豪華な披露宴でも、司会者が堂々たる主役を演じてしまったら、その披露宴は失敗といわなければなりません。

司会者は開宴からおひらきまで、新郎新婦を引き立て、盛り立てて、つねに自分は一歩も二歩もさがってひかえめにふるまうべきです。

話術や司会術よりも、まず司会者が心得ておかなければならないのは、主役の新郎新婦を補佐する脇役としてのマナーだといえます。

大車輪の活躍はあくまでも舞台裏でのことにして、本番はもっぱら謙虚な、ひかえめな態度を心がけるようにします。


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このページは、-が2017年7月 5日 10:19に書いたブログ記事です。

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