新婦が再婚の場合(新婦の上司)

ご新郎の萩原さん、ご新婦のかおりさん、ご結婚、まことにおめでとうございます。

また、このような晴れやかなご披露宴にお招きいただき、心よりお礼申し上げます。

私は、ただいまご紹介いただきましたように、ご新婦かおりさんと同じ飲食店で働いている者です。

この度、かおりさんがまたとないご良縁を得られて、ここに萩原さんと永遠の絆を結ばれましたことは、私にとりましてもこの上ない喜びでございます。

かおりさんは、私どもの店では勤続十年のベテランのホール係でありまして、お客様の評判もよく、後輩に当たる若い従業員からも大変慕われております。

お店にとって、なくてはならない要のような存在で、私なども、いつも彼女のてきぱきとした働きに助けられております。

かおりさんは仕事もお出来になりますが、周囲の人間に対して、いつもきめ細やかな心配りを忘れない女性です。

その上、料理上手でもてなし上

手という、これまた家庭的な一面を備えておられます。

これは、一度彼女のお宅にお伺いし、素晴らしい手料理で身も心もあたたまるおもてなしを受けた私が言うのですから、間違いはございません。

女の私の目から見ましても、こんなによい方が独身を通されるのはまことに理不尽と申しますか、何かもったいないような気がしておりまして、かおりさんには、ぜひもう一度、家庭の幸福をつかんでいただきたいと切に願っておりました。

ですから、彼女がこの度、萩原さんという素晴らしい方と出会われて、ここにお幸せなご夫婦が一組新たに誕生いたしましたことが、わがことのように嬉しく、ほっと安堵もいたした次第でございます。

ご媒酌人のご紹介によれば、萩原さんはお人柄もご経歴も申し分ないお方で、明るく気立てのよいかおりさんには、ぴったりのだんな様だと思います。

本当におめでとうございます。

お二人とも、どうぞいつまでもお健やかに、楽しい家庭生活をお続けになられますようお祈り申し上げて、つたないご挨拶を結ばせていただきます。