「まだ結婚はいやなんだー」と男性が言っているうちに・・・

男性に頼らず自分の人生は自分の人生でしっかり生きながら、子供を生み育てるという生き方がクローズアップされてきます。

これからの女性の理想は、「亭主元気で留守がいい」から、「亭主いなくて子持ちがいい」になってくるかもしれません。

こうした女性たちの現状は、女性たち自身の意識変化、社会の意識変化によるわけですが、もうひとつ男性の意識も見逃してはいけません。

女性たちが前向きに人生を歩いていくようになってきているにもかかわらず、男性たちはそのことに気づいていないのです。

ようするに、問題なのは男性の自惚れです。

男性というものはどこかで、自分がOKすれば女性は結婚するものだと考えています。

自分が「ウン」と言いさえすれば、いつでも結婚はできるのだから、それまでは好き勝手にしていたいと。

男性は自分から結婚したいと思うようになるまでは、セックスは付き合っている女の子がいれば間に合うし、食事は外食すればいい、洗濯はコインランドリーがある、というように考えているわけです。

それが、カミさんをもらうと、家にお金をいくら入れなきゃいけない、浮気はしちゃいけない、カミさんの実家に顔を出さなきゃ......といったいろいろな面倒なことが出てくる。

だから、まだ結婚はいやなんだーと男性が言っているうちに、女性は自分の生き方をはじめたのではないでしょうか。