縁談から見合いへ

縁談を持ち込まれた男女が、写真と覚え書きの交換がすんで、お互いによさそうな相手だと思い、「それでは一度、本人に会ってみよう」ということになると、いよいよお見合いです。

昔のお見合いというと、ほとんど婚約の話が整って、形式的に二人を会わせるといったものでしたが、現代では、こんな当人同志を無視した見合い結婚というものはまったくありません。

あらゆる条件が一応整っていて、はた目からも申し分ない良縁であるとされていても、実際に二人が会って、本人同志が納得できるまでの交際をする、そのきっかけをつくるのが見合いであるという考え方が、新しい時代の見合いなのです。

ですから、見合いそのものを、重大に考えすぎたりしないで、大げさでなく気軽るに会ってみることです。

とにかく、見合いというものの本質を、交際結婚へのきっかけをつくるものと、双方で理解することが大切です。

もっとも、気軽るに会ってみるといっても、他人をわずらわした、見合いという形式をとることですし、これからの人生を共にするかも知れぬ人と、初めて会うという、厳粛な事実に対する人間的なつつましさをもって、お互いに臨んでほしいことは、いうまでもないことです。

男性 結婚

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このページは、webが2012年11月28日 22:16に書いたブログ記事です。

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